森学園は、文部科学省指定の「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)」として、2026年(令和8年)1月に私立義務教育学校「横浜きりん学園」を開校する(認可手続中)。これに先駆け、学校関係者向けの説明会・内覧を2025年11月18日に開催する。事前申込制。
横浜きりん学園は、閉校した旧・庄戸中学校校舎を活用して2026年1月に開校する(認可手続中)。同学園は、学びの多様化学校として、文部科学省の指定に基づき、不登校児童生徒の実態に配慮した「特別な教育課程」を編成。小中一貫の私立義務教育学校として、従来の学校に通うことが困難な子供たちの新たな選択肢になることを目指している。
学びの土台には、総合的な学習を置き、校内の「食育菜園」での活動を重視し、教科横断型の探究学習を展開する。作物の栽培から収穫、調理といった一連の体験を通じて、学ぶ意欲と社会性の育成、異年齢での学びの機会を充実させる。また後期課程(8・9年生)では、キャリア教育として「会社活動」を実施し、協働して社会に貢献する喜びを学べる環境を整える。
登校時間にはゆとりをもたせ、朝活(選択制)やこつこつタイム(個別の学習時間)など、登校しやすいタイミングや学習時間を工夫。教職員チームはスクールカウンセラーら専門人材と連携して、生徒ひとりひとりのための「個別指導計画(IEP)」を作成し、学習面と生活面の両面で、きめ細やかな支援を提供する。
法人内には「こども発達支援ビーンズキッズ&ジュニア」(放課後等デイサービス)を併設し、療育と連携した一貫した支援を提供できる体制も整備。学校施設内には、横浜市コミュニティハウスや、地域方が利用できるカフェテリアを設置し、地域に開かれた学校を目指すとしている。
学校関係者向けの説明会・内覧は、11月18日に同学園にて開催。申込みは、専用申込フォームより受け付けている。
◆学校説明会・内覧「横浜きりん学園」
日時:2025年11月18日(火)14:30~16:00(受付14:00~)
場所:横浜きりん学園(神奈川県横浜市栄区庄戸3-1-1)
対象:学校関係者
申込方法:Webフォームより申し込む
※駐車場は事前申込みで先着15台まで可能
【横浜きりん学園 概要】
設立:2026年1月開校予定(認可手続中)
所在地:神奈川県横浜市栄区庄戸3-1-1
学校種:私立義務教育学校 施設一体型
定員数:前期課程(1年生~6年生)235名/後期課程(7年生~9年生)120名

