英検、小学生向け「6級・7級」2026年度より導入

 日本英語検定協会は2025年11月27日、実用英語技能検定(英検)において、新たに「6級」と「7級」を導入すると発表した。新設級の導入は2026年度第3回検定から。従来の5級よりも基礎的なレベルに位置付けられ、小学校中学年から高学年の英語学習に対応する。

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実用英語技能検定(英検)
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 日本英語検定協会は2025年11月27日、実用英語技能検定(英検)において、新たに「6級」と「7級」を導入すると発表した。新設級の導入は2026年度第3回検定から。従来の5級よりも基礎的なレベルに位置付けられ、小学校中学年から高学年の英語学習に対応する。

 英検はこれまで、5級から1級までの8つの級で構成されていた。今回、新たに基礎レベルに位置付けられる2つの級を設けることで、英検を活用した「生涯にわたる英語能力育成」のスタートラインを早めることを目的としている。

 新設される「英検7級」は小学校中学年の英語学習に、「英検6級」は小学校高学年から中学校入門期の英語学習に対応するレベルとして想定されている。日本の英語教育の特徴を踏まえながら、英語学習初期段階の成果を適切に測定することで、多くの人々の英語学習を支援していくという。

 なお、今回発表されたのは級の新設についてであり、各級のレベルや問題形式などの詳細については、今後改めて公表される予定だ。

《風巻塔子》

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