さいたま市「地域の未来をつくる学校とは」コミスクシンポ1/30

 さいたま市教育委員会は2026年1月30日、RaiBoC Hallにて「さいたま市コミュニティ・スクールシンポジウム」を開催する。市立小中学校による実践発表や有識者によるパネルディスカッションを通じ、学校・家庭・地域が協働する未来のコミュニティ・スクールのあり方を参加者と共に考える。

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さいたま市コミュニティ・スクール
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 さいたま市教育委員会は2026年1月30日、RaiBoC Hall(市民会館おおみや)にて「さいたま市コミュニティ・スクールシンポジウム」を開催する。シンポジウムでは、市立小中学校による実践発表や有識者によるパネルディスカッションを通じ、学校・家庭・地域が協働する未来のコミュニティ・スクールのあり方を参加者と共に考える。

 シンポジウムは、「こんなコミスクあったらいいな~地域の未来をつくるコミュニティ・スクール~」をテーマに開催される。地域ぐるみで未来を担う子供たちをはぐくんでいくため、学校・家庭・地域が協働して未来をつくるさいたま市コミュニティ・スクールの今後の方向性について考える機会を創出することを目的としている。

 当日のプログラムは、午後2時のオープニングから始まる。主催者であるさいたま市教育委員会の竹居秀子教育長が登壇し、これまでのさいたま市コミュニティ・スクールの歩みを振り返る。

 午後2時15分からは、与野西北小学校と八王子中学校による実践発表が行われる。両校は合同で学校運営協議会を設置し、2年間にわたり研究を進めてきた。地域の中で「こう育ってほしい」との願いを込めた、9年間を通して育てたい子供像を共有。学校・家庭・地域が連携し、子供のエージェンシーをはぐくむ研究に取り組んできた。地域とともにある学校づくりの中で、子供たちが自らの意思で行動し、地域に働きかける姿がはぐくまれることを目指した多くの取組みの成果を、子供たちの変容データや地域との協働の記録をもとに報告する。

 午後3時10分からは、シンポジウムのメインテーマである「こんなコミスクあったらいいな~地域の未来をつくるコミュニティ・スクール~」についてパネルディスカッションを行う。このセッションでは、参加者から寄せられた「未来への提案」をリアルタイムでスクリーンに投影し、それをもとに登壇者が課題や方策を率直に議論する。それぞれの立場から、子供たちの成長を支えるために今何が必要なのか、そしてさいたま市はこれから何を目指すべきなのかを語りあう。

 登壇者は、ファシリテーターを帝京大学教育学部長の佐藤晴雄氏が務める。パネリストとして、さいたま市PTA協議会会長の和田洋樹氏、さいたま市中学校長会副会長で南浦和中学校校長の大河内範一氏、社会教育士で岩槻中学校教頭の武石涼氏、浦和別所小学校学校地域連携コーディネーターの佐藤恵実氏、さいたま市教育委員会教育長の竹居秀子氏が参加する。

 参加対象は、市立各学校長、学校地域連携コーディネーター、学校運営協議会委員、保護者、関係団体、地域と学校の活動に興味のある人など。参加費は無料で、定員は先着1,400名。申込みは、2025年12月3日から12月26日まで、Webサイトの参加申込フォームまたは二次元コードにて受け付ける。

◆さいたま市コミュニティ・スクールシンポジウム
日時:2026年1月30日(金)14:00~16:15(開場13:30)
会場:RaiBoC Hall(市民会館おおみや)大ホール(さいたま市大宮区大門町2-118 大宮門街7階)
対象:市立各学校長、学校地域連携コーディネーター、学校運営協議会委員、保護者、関係団体、地域と学校の活動に興味のある人
募集人数:1,400名(先着)
締切:2025年12月26日(金)
参加費:無料
申込方法:Webサイトの参加申込フォームまたは二次元コードから申込み

《風巻塔子》

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