【高校受験2027】【高校受験2028】熊本県立高10校が募集定員減…済々黌40人減など

 熊本県教育委員会は2025年12月2日、県立高校の募集定員の変更計画について発表した。県央学区を中心に、2027年度は済々黌高校など5校、2028年度は熊本高校など5校で、それぞれ1学級40人減とする計画が示された。

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県立高等学校生徒募集定員の見直しに関する基本方針、2027~2028年度の県立高等学校生徒募集定員の変更計画を発表
県立高等学校生徒募集定員の見直しに関する基本方針、2027~2028年度の県立高等学校生徒募集定員の変更計画を発表 全 3 枚 拡大写真

 熊本県教育委員会は2025年12月2日、県立高校の募集定員の変更計画について発表した。県央学区を中心に、2027年度は済々黌高校など5校、2028年度は熊本高校など5校で、それぞれ1学級40人減とする計画が示された。

 熊本県では、2034年度(令和16年度)までに全県で62学級減を掲げ、「計画的な学級減」と「定員割れによる学級減」の2つの手法で募集定員の適正化に取り組んでいる。2027~2028年度は、中学卒業予定者の減少幅がもっとも大きい県央学区から着手し、特に1学年あたりの学級数が多い普通科系の高校を優先して定員を適正化する。

 2027年度の対象校は、済々黌高校、第一高校、熊本西高校、東稜高校、大津高校の5校。2028年度は、熊本高校、第二高校、熊本北高校、玉名高校、人吉高校の5校で、それぞれ1学級40人を減らす計画。学級減を実施する学科・コースについては2027年7月に決定する予定としている。

 なお、2029年度(令和11年度)以降は専門高校も対象に加え、募集定員の適正化を進める。県教育委員会は今後も全県的な視点で全校を対象に計画的な学級減を進める方針で、具体的な実施年度や対象校、対象学科などの詳細は、各校との協議を踏まえて検討していくとしている。

《川端珠紀》

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