桃山学院大学は2025年12月10日、2026年4月に開設予定の工学部において、大学入学共通テスト利用入試を対象とした給付型奨学金制度を新設すると発表した。基準を満たす成績で合格・入学した学生に対し、1年次学費（入学金+1年次の年間授業料）の全額もしくは半額相当額を給付する。人数の上限はなく、給付型のため返還は不要。
桃山学院大学では、2026年4月開設となる工学部について、大学入学共通テスト利用入試を対象とした給付型奨学金を設置する。対象となるのは、工学部の大学入学共通テスト利用入試（前期、後期、工学部特別日程）で、5教科型・4科目型の受験生。
給付基準は、5教科型において得点率60%以上を達成した場合、1年次学費（入学金+1年次の年間授業料）の全額相当額を給付。4科目型において得点率60%以上を達成した場合は、1年次学費（入学金+1年次の年間授業料）の半額相当額を給付する。
同大学では、2026年度入試（2025年度実施）の併願入試を対象とした「入学申込金返金制度」や「入学申込金分納制度」、修学支援新制度対象者への「授業料等延納制度」など、経済的な負担を軽減する制度を導入してきた。今後についても、さまざまな形で受験生の皆様の進路選択を支援していくとしている。
