東京都で難関高校を目指す受験生や保護者にとって、各校の最新の大学進学実績は、志望校選びの重要な判断材料の1つとなっている。大学通信が2026年8月17日に公表した「2026年難関10国立大現役進学者数」によると、東京都の国公立高校では西が現役進学者数合計90人となった。進学率では、筑波大附属駒場が48.7%だった。
大学通信は全国約4,300校を対象に進学状況アンケートを実施し、難関10国立大学(東京大、京都大、北海道大、東北大、名古屋大、大阪大、九州大、東京科学大、一橋大、神戸大)における2026年の現役進学者数を集計した(2026年7月31日現在判明分)。同調査で注意すべきポイントは、集計値が単なる「合格者数」ではなく、2026年春に高校を卒業した生徒が実際にどの大学へ進学したかを示す「2026年現役進学者数」である点だ。複数合格した生徒もいる中で、生徒が最終的にどの大学を選択して進学したかという実態を表している。なお、今回の集計には、日比谷高校が含まれていない。
東京都の国公立高校における難関10国立大への現役進学者数・率は、西が合計90人・29.3%(うち東京大15人、京都大15人、東京科学大15人、北海道大13人、一橋大13人、東北大10人、神戸大5人、大阪大2人、九州大2人)、筑波大附属駒場が合計77人・48.7%(うち東京大67人、東京科学大5人、北海道大2人、一橋大2人、東北大1人)、国立が合計64人・20.1%(うち一橋大19人、東京大13人、北海道大10人、東京科学大7人、京都大5人、東北大4人、九州大4人、名古屋大2人)、戸山が合計49人・16.1%(うち東京科学大11人、東北大10人、一橋大8人、東京大6人、北海道大6人、京都大4人、名古屋大3人、九州大1人)、小石川中教が合計45人・29.6%(うち東京大20人、京都大8人、一橋大8人、東京科学大7人、北海道大1人、東北大1人)となった。
さらに、青山が合計42人・15.3%(うち一橋大12人、東京科学大9人など)、立川が合計38人・12.1%(うち東京科学大11人、東北大8人など)、新宿が合計33人・10.5%(うち一橋大8人、北海道大6人など)、東京学芸大附属が合計32人・10.6%(うち東京大8人、北海道大6人など)、武蔵・都立が合計26人・23.9%(うち東京科学大10人、一橋大8人など)と続いた。
東京大への現役進学者数を高校別にみると、もっとも多かったのは、筑波大附属駒場で67人であった。ついで、小石川中教が20人、西が15人、国立が13人、三鷹中教と東京学芸大附属が各8人、武蔵・都立と戸山が各6人、青山が5人、両国と桜修館中教が各4人、南多摩中教が3人、白鷗と九段中教、新宿、立川が各2人となり、竹早、目黒・都立、北園、八王子東、小松川、小山台が各1人で続いた。国公立高校から東京大への現役進学を果たしたのはこの22校で、合計173人となった。
同調査における各大学の数字は一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、系列校の内部進学など、全入試枠合計の現役進学者数。「現役進学者数合計」は、難関10国立大学への現役進学者の合計。「進学率」は、卒業生に占める現役進学者数合計の割合。東京都内の高校においては東京大をはじめとする難関国立大へ現役進学者を送り出しており、志望校を選択するうえで実際に進学した生徒数を示すデータは重要な指標のひとつといえる。
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