東京工芸大学は2026年3月26日・27日と8月3日・4日の2回、厚木キャンパスで高校生を対象とした「生成AI活用講座」を開講する。工学分野を目指す高校生向けの実学講座で、生成AIの安全な活用方法と実践的スキルを2日間で習得できる。参加費無料、定員各回140名。保護者・教育関係者の見学も可能。
「生成AI活用講座」は、高校生を対象とした2日間のプログラム。参加者ひとりひとりに講座用のGoogleアカウントを発行し、東京工芸大学が導入しているGoogleの教育向け生成AI「Gemini」を活用して、生成AIを使いこなすための座学やミニワークなどを行う。
参加者は実践を通じて、生成AIから的確な回答を引き出すプロンプトの作成や、テキストをもとにした画像の生成などを体験することができる。また、生成AIに作業を「丸投げ」したり、生成AIに使われたりするのではなく、生成AIの出力結果を自分で考え、検証しながら安全な使い方を学び、学習や将来に生かせる実践的なスキルを身に付けることを目指す。
2日間の講座終了後には「修了証」を授与。また、講座内で作成する「プロンプト集」などの成果物は持ち帰ることが可能。さらに、発行したGoogleアカウントは1か月間有効で、自宅からログインして講座内容の復習や演習を行うことができる。
プログラム内容は、1日目が「導入&『自分の力』をパワーアップする」「AIで『勉強』をパワーアップする」「『パワーアップ前の自分』を振り返る」、2日目が「目的達成のための『AIパートナーシップ設計』」「自分にはできない表現を"ディレクション"する」「振り返りと『自分だけのAI活用ルール』づくり」となっている。
対象は高校1~3年生で、文系・理系を問わず、専門知識不要で参加できる。保護者や教育関係者に限り、見学のみの参加も可能。参加費は無料。定員は各回140名で、先着順。受講・見学ともに事前申込が必要で、予約にはLINEでの登録が必要となる。
近年、企業等において業務フローの自動化や高度な意思決定支援などを目的に、生成AIを活用できる人材の需要が急速に拡大している。文部科学省においても2024年12月、「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」を公表し、教育現場における生成AIの積極的な活用を促している。
東京工芸大学ではこれを受け、AI時代に必要な技術スキルと倫理的思考を早期に身に付ける機会の提供を進めるとともに、工学部および工学研究科においても、生成AI活用に関する講義を多数開講している。入学前教育から学部・大学院までの一気通貫した生成AI教育体制を構築し、AI時代に求められる情報処理能力と批判的思考力を備えた学生の育成を目指す。
また、近年ではAI・デジタル技術の進展が加速し、若年層が生成AIをはじめとする高度なツールに触れる機会が増加。一方で、誤った情報の活用や著作権・倫理面などに対する適切な理解や判断が必要になる場面が増えている。同大では、こうした変化を見据え、高校生を含む若年層が安全かつ自ら考えてAIを活用できる力を身に付けるための実学教育プログラムの提供を、今後も予定している。
◆東京工芸大学工学部 工学分野を目指す高校生向け「生成AI活用講座」
日程:
・第1回:2026年3月26日(木)・27日(金)10:00~16:00(途中休憩あり)
・第2回:2026年8月3日(月)・4日(火)10:00~16:00(途中休憩あり)
会場:東京工芸大学 厚木キャンパス PC演習室(神奈川県厚木市飯山南5-45-1)
対象:高校1~3年生
※文系・理系問わず、専門知識不要
※見学参加:保護者・教育関係者に限り可能
参加費:無料
定員:各回140名(先着順)
申込方法:受講・見学ともに、WebサイトまたはQRコードから申込み
第1回締切:2026年3月23日(月)23:00
※予約にはLINEでの登録が必要

