英検2級の語彙「思い出せない」を克服、想起練習の無料アプリ

 スタディスタジオが運営する英検学習支援Webアプリ「スタスタApps」は2026年2月11日、英検2級向けの新機能「単語・熟語学習」の提供を開始する。単語1,300語、熟語500語を収録し、学習科学の知見に基づいた想起練習と間隔反復スケジューラにより、長期記憶の定着を自動で最適化する。現時点で提供する範囲は完全無料だ。

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 スタディスタジオが運営する英検学習支援Webアプリ「スタスタApps」は2026年2月11日、英検2級向けの新機能「単語・熟語学習」の提供を開始する。単語1,300語、熟語500語を収録し、学習科学の知見に基づいた想起練習と間隔反復スケジューラにより、長期記憶の定着を自動で最適化する。現時点で提供する範囲は完全無料だ。

 同機能は、単語帳を単に眺めるのではなく、自力で答えを導き出す「想起(retrieval practice)」を中心とした語彙学習システムだ。単語は日本語から英語への入力、熟語は穴埋め形式を採用している。想起練習は、単なる再学習よりも記憶の保持に有利とされる「テスト効果」を狙ったものだ。

 また、適切なタイミングで復習を繰り返す「分散学習(spaced practice)」を日常的に運用できるよう、アルゴリズムによる自動調整機能を備えている。カードごとに学習状態を保持し、レビュー結果に応じて次回の復習日時を更新する「間隔反復スケジューラ」により、学習者が迷わず継続できる仕組みを構築した。

 学習の効率化を図るため、重要語を優先的に固める設計も取り入れている。優先度(A/B/C)は難易度ではなく英検対策としての投資優先順位を表しており、合格に直結する重要語ほど復習密度を高め、忘れにくい運用を目指す。

 また、操作負担の軽減にも配慮した。解答の正誤だけでなく、回答にかかった時間などの情報を活用し、同じ正解でも「すぐ思い出せたか」をスケジューリングに反映する。さらに入力形式では、大文字小文字や空白などの表記差を許容する正規化処理を行い、学習の公平性と再現性を高めている。

 学習ダッシュボードでは、今日の学習枚数や正答率、優先度ごとの進捗状況を可視化。まずは英検2級から提供し、今後は対応級を順次拡大する予定だ。将来的に上位機能を追加する場合、Plus限定となる可能性がある。

 なお、同機能の語彙・熟語リストは、英検協会が公式に認定するものではない。公開情報に基づき、学習の継続しやすさを重視して独自に設計されている。

《吹野准》

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