【高校受験2026】神奈川県公立入試<理科>講評…正確で緻密な知識の定着が必要

 令和8年度(2026年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜共通選抜が実施された。リセマムでは、湘南ゼミナールの協力を得て、「理科」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

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【高校受験2026】神奈川県公立入試<理科>講評
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 2026年2月17日(火)、令和8年度(2026年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜共通選抜が実施された。神奈川県教育委員会が2026年2月9日に発表した一般募集共通選抜などの志願者数(変更締切時)によると、全日制139校の募集人員(特別募集・中途退学者募集を除く) は3万9,431人で、志願者数は4万3,821人、競争率は1.11倍となった。

 リセマムでは、湘南ゼミナールの協力を得て、令和8年度(2026年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜共通選抜「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

<理科>講評
(湘南ゼミナール 提供)

 昨年度から続く傾向として、問題の条件は複雑すぎず、取り組みやすさを感じた受験生も多かったはずだ。一方で、知識問題は全般に細部まで問われる内容となった。さらに、昨年度は皆無だった「完答形式」の問題が今年度は再び出題されており、より正確で緻密な知識の定着が必要とされた。

 問1:物理の小問集合。(イ)のばねばかりは珍しい形式の出題のされ方だった。ばねばかりの測れる上限から、ばねののびがどうなるかを読み取る力が必要だった。

 問2:化学の小問集合。(ウ)の化学反応式のモデル図の問題で、未知の物質に関して与えられたモデル図から残りを類推する力が問われた。

 問3:生物の小問集合。知識中心の問題だが、(イ)については、問題文を正確に読み込んでいくことが必要であった。

 問4:地学の小問集合。知識だけではなく、問題文や選択肢を正確に読み取る力が必要であった。

 問5:電流による発熱の出題。(ウ)の(ii)については、電圧が2倍になったときに電力が4倍になることに注意が必要だった。ただ、普段からの練習を積んでいれば比較的解きやすい問題であった。

 問6:イオンと電池からの出題。非常に標準的な問題。(エ)については、表を正確に読み取る力が必要だった。

 問7:光合成と呼吸についての出題。(イ)では、実験結果についてではなく、対照実験を成り立たせるための実験方法について問われた。問題文の正確な読み取りと対照実験に対する本質的な理解が必要であった。

 問8:天体分野からの出題。(エ)については、問題文から与えられた情報を用いて、作図が出来れば解きやすかったか。ただ、作図が終わった後も計算が必要であり、様々な力が問われる問題となっていた。

 今後の対策としては、これまでと変わらず、問題を解くために必要な情報を問題文から素早く正確に読み取る力を養いたい。また、読み取った情報を可視化できる力も必要となる。教科書内容の知識を理解するだけに留まらず、グラフや図が何を意味しているのかまでを考察し、理解する必要がある。


 このレポートは令和8年2月17日(火)に、速報として湘南ゼミナールにより作成されたもの。
協力:湘南ゼミナール(執筆:教材開発部 理科科責任者 玉沖俊彦氏)





《編集部》

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