【高校受験2026】兵庫県公立高入試<社会>講評…知識を活用させる力が求められた

 2026年3月12日(木)、令和8年度(2026年度)兵庫県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムでは、開成教育グループの協力を得て、「社会」の講評を掲載する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

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高校受験2026】兵庫県公立高入試<社会>講評
高校受験2026】兵庫県公立高入試<社会>講評 全 1 枚 拡大写真

 2026年3月12日(木)、令和8年度(2026年度)兵庫県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。同日午後3時時点の速報値によると、全日制課程は志願者数2万567人のうち、欠席者106人を除く2万461人が受検。定員2万1,150人に対する受検倍率(受検者数/定員)は前年度比0.04ポイント減の0.97倍となった。

 リセマムでは、開成教育グループの協力を得て、「社会」の講評を掲載する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

兵庫県<社会>講評
(開成教育グループ 提供)

<総論>
大問1 地理 世界地理、日本地理 標準
大問2 歴史 日本と世界の歴史  標準
大問3 公民 政治や経済のしくみ 易

 大問構成は例年通りで、大問3問、小問39問が出題された。解答形式は記号選択が中心で、用語記述は数値を含めて2問のみ出題され、記述式の説明問題は出題されなかった。資料をもとにした出題が多く、複数の資料を読み取って答える問題や、選択肢の組み合わせを答える問題など、様々な形式で知識を活用させる力が求められたが、大部分は基本的な知識が身についていれば対応可能な内容であった。

 大問1は、地理分野から出題され、世界地理ではヨーロッパ、日本地理では近畿地方を中心とした内容であった。ほぼすべての小問が統計資料やグラフ、地形図などの資料をもとに出題され、複数の資料の読み取りを必要とする問題も多かった。世界地理では、緯度、気候、地形、産業、貿易に関する問題が出題された。日本地理では、地形、雨温図、産業、地形図に関する問題が出題された。また、琵琶湖の水質保全に関する問題では、条例の条文と複数のグラフを資料として読み取り、情報を整理する力が求められた。

 大問2は、歴史分野から出題され、古代から江戸時代までの産業と交通をテーマとした問題や、兵庫県に関係する人物をテーマとした問題が出題された。基本的な知識であっても、史料、統計、写真、図、グラフなどの資料と関連づけて答える力が求められた。また、用語の組み合わせ、複数資料の読み取り、二文正誤、並べ替え問題など、出題形式も多様であった。

 大問3 は、公民分野から出題され、政治や経済に関する問題が中心であった。経済では企業、税制、金融政策に関する問題のほか、キャッシュレス決済に関する資料の読み取りと文正誤を組み合わせた問題などが出題された。政治では、国会、憲法、選挙に関する問題が出題され、モデルとなる数値資料を読み取り、ドント式による当選者数や選挙区間の一票の格差を答えさせる問題が出題された。


 このレポートは2026年3月13日(金)に開成教育グループが作成したもの。

協力:開成教育グループ





《編集部》

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