農林水産省は、全国の高校生や大学生などを対象に、環境に配慮した食料システムに関する取組みを募集する「みどり戦略学生チャレンジ」を実施する。参加登録は2026年7月31日まで、専用のWebフォームにて受け付ける。優れた取組みは全国大会で表彰され、農林水産大臣賞などが授与される。
農林水産省は2021年、2050年に向けて食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現するための新たな政策方針として「みどりの食料システム戦略」を策定した。同戦略では、資材などの調達から生産、加工・流通、消費にいたる各段階での環境負荷低減の取組みを推進している。みどり戦略学生チャレンジは、こうした取組みの一環として、将来を担う若い世代が環境に配慮した活動を実践する機会を創出することを目的として行われる。
同チャレンジは、地方ブロック大会と全国大会の2段階で構成される。まず、全国9ブロック(北海道、東北、関東、北陸、東海、近畿、中国四国、九州、沖縄)で、学生による「みどりの食料システム戦略」に関わる取組みの成果を募集し、各地方ブロック別に審査と表彰を行う。その後、地方ブロック大会の応募の中から特に優れた取組みを対象に、全国大会での審査・表彰が実施される。
応募資格は、部門ごとに定められている。「高校の部」は、高等学校、高等専修学校、高等専門学校(3年生以下)の学生、その他事務局が認める者で構成される個人またはグループが対象となる。「大学・専門学校の部」は、大学(大学院を含む)、短期大学、専門学校、高等専門学校(4年生以上)の学生、その他事務局が認める者で構成される個人またはグループが対象。いずれも2026年11月23日時点で在学している者に限られる。農業関連の教育機関だけでなく、広くすべての高校、大学・専門学校の学生が応募できる。
募集する取組みの内容は、「みどりの食料システム戦略」に関わるものであれば、調達、生産、加工・流通、消費のどの段階に関するものでも対象となる。取組みの実施期間は、2026年1月から11月までの期間内に一部でも実施されていればよい。この期間より前から継続している取組みも対象に含まれる。
応募は2段階のプロセスで行う。まず、参加を希望する個人またはグループは、2026年7月31日までに、参加登録フォームから必要事項を入力して登録を完了させる必要がある。その後、2026年8月1日から11月23日までの期間に、取組みの成果をまとめたポスターを取組報告フォームから提出する。
提出するポスターは、パワーポイントなどを用いてA1縦長1枚の様式で作成する。ポスターには、(1)目的、(2)取組み内容、(3)結果、(4)考察・まとめ、を必ず記載し、取組みと「みどりの食料システム戦略」との関連性がわかるようにすることが求められる。詳細は後日公開される「みどり戦略学生チャレンジポスター作成の手引き」で確認できる。
審査は、地方ブロック大会、全国大会ともに審査委員会が設置され、提出された取組み成果について、定められた基準に基づき行われる。審査にあたっては、農薬取締法や肥料法など、自身の取組みに関連する法令の遵守が求められる。
全国大会の表彰式および交流会は、2027年2月13日に農林水産省本省(東京都千代田区)で開催予定。各部門のもっとも優れた取組みに「農林水産大臣賞」(各1点)が、そのほかの優れた取組みに「大臣官房長賞」などが授与される。
また、3回目となる今大会では、引き続き、2027年国際園芸博覧会協会の後援を受け、特別賞として「GREEN×EXPO 2027賞」が創設されている。これは、2027年3月から横浜市で開催される「2027年国際園芸博覧会」の機運醸成を目的としたもので、優れた取組みの中から、同博覧会の趣旨に合致するものに授与される。
◆第3回みどり戦略学生チャレンジ
参加登録:2026年4月15日(水)~2026年7月31日(金)
対象:
・高校の部:高等学校、高等専修学校、高等専門学校(3年生以下)の学生による個人またはグループ
・大学・専門学校の部:大学(大学院含む)、短期大学、専門学校、高等専門学校(4年生以上)の学生による個人またはグループ
申込方法:公式Webサイトの参加登録フォームより
取組報告:2026年8月1日(土)~11月23日(月)締切厳守

