「イード・アワード2026プログラミング教育」において、プログラボが「子供が好きなプログラミングスクール」「講師が良いプログラミングスクール」の2つの部門賞を受賞した。
全国80校以上を展開するプログラボは、「たくさん失敗しよう」を学びの柱のひとつに掲げ、子供たちが自分のペースで試行錯誤しながら成長できる環境づくりに力を入れている。同教室のプログラミング講師である亀崎先生、蒲池先生、神農先生に、教室づくりの秘訣やその特徴について話を聞いた。
お話を聞いた人
亀崎先生:プログラボ六アイ
蒲池先生:プログラボ雲雀丘花屋敷
神農先生:プログラボ高槻
子供たちと信頼関係を築くための心がけとは
--「イード・アワード2026 プログラミング教育」において、「子供が好きなプログラミングスクール」「講師が良いプログラミングスクール」の2つの部門賞を受賞されました。おめでとうございます。まずは、受賞されたお気持ちをお聞かせください。

亀崎先生:「講師が良い」という点で、講師が誰であっても良い授業を提供できる環境を作ってきたことが評価されたと思っています。
蒲池先生:子供が「行きたくなる」「通いたくなる」という前提があり、学校でも家でもない第三の居場所として、保護者の方が安心して預けられる講師として評価いただいたことを嬉しく思っています。
神農先生:私たちだけでなく、全国80校以上ある教室の講師やスタッフ、プログラボの思いを汲み取って動いてくださるアルバイトスタッフも含め、みんなで取り組んできた結果が評価されたのだと思います。プログラボがこだわっているポイントを認めていただけたことが嬉しいですね。
--子供たちと信頼関係を築くために、講師のみなさんが日頃から心がけていることはありますか。
神農先生:習い事を超えた「居場所」のような空間にしたいと思って接しているので、究極的には家族のように関わりたいと思っています。それが信頼関係につながっていれば良いなと思います。
蒲池先生:正解だけを求めるのではなく、正解にたどり着かなくても楽しめるように心がけています。課題に向かって試行錯誤する横で「どうかな?」と一緒に考える「伴走者」として接することに加えて、子供との小さな約束を守ったり、子供のちょっとした発言や出来事に関心を向けたりすることも信頼関係につながっていくと思っています。
亀崎先生:僕は生徒を注意するとき、「ダメだからダメ」と世間一般の価値観で伝えるのではなく、自分の気持ちをセットにして伝えるようにしています。たとえば、ロボットを落としそうなときに「落としたら壊れるからやめてね」ではなく、落としたら先生たちがどんなふうに困るのかを伝える。そうすると子供も、「なぜダメなのか」を自分で想像しやすくなるからです。子供にとって想像しにくい部分を、気持ちを通じて伝えていきたいと考えています。
「違うって楽しい!」認められるから、子供は伸びる
-- 保護者との関わりで、印象に残っていることはありますか。

蒲池先生:保護者の方から「うちの子は特性があり、学校ではつらい思いをしていたけれど、先生は子供のペースにあわせてくださってとても嬉しかった」と連絡をいただいたことがあり、励みになりました。私自身、自分の子育てで中学受験や不登校などいろんな経験をしてきたので、保護者の方が気軽に悩みを相談に来られることが多いです。講師としてだけでなく、子育ての先輩として寄り添えることが、保護者の安心感につながっているのではないかと感じています。
-- さまざまな習い事がある中で、子供たちがプログラボを続けたいと思う理由は何だと思われますか。
神農先生:カリキュラムが魅力的であることに加え、子供にとって居心地が良く、自分を表現でき、安心安全に過ごせる場だと思ってくれているからではないかなと思います。大会などで順位がつくこともありますが、結果ではなく成長の部分に注目して認めるようにしています。
亀崎先生:自分のペースでゆっくりと進むお子さんに「できない」と思わせないように心がけているところでしょうか。速さだけで競うのではなく、個々の良さを見つけて認めることにより、クラスの仲間同士にリスペクトが生まれ「このチームで頑張りたい」という生徒同士の連帯感が芽生えていると感じます。
蒲池先生:プログラミングにはゴールへの行き方が何通りもあります。中にはわざとモーターを逆につけて動かすお子さんもいますが、最初はひとりの世界で楽しんでいても、それを見た先生が「そのロボットの動き、面白いねぇ」と認めると、周りの子供たちも興味をもち始めるんです。
普段は「みんなと同じ」が求められる場面が多いですが、プログラミングの世界では自分にしかない発想も歓迎されます。「違うって楽しい!」という経験が自信になり、仲間とのつながりが生まれることで、「ここに通い続けたい」という気持ちにつながっているのだと思います。
プログラボの学びは「たくさん失敗しよう」
--長く続けている子供たちに共通点はありますか。
蒲池先生:うまくいかないことに対して「まぁいっか」「とりあえずやってみるか」とあまり気にしないところですね。ダメでも諦めてがっかりするのではなく、失敗したときも、笑って楽しめる。自分で体感して、失敗から学ぶ姿勢があるお子さんは長く続けています。
亀崎先生:ロボットの良さは「とりあえず動かしてみる」ことができる点です。私たちは決してすぐに答えを教えないので、まずは「1回やってみよう」というマインドが身に付く。そういうお子さんが長く続けてくれているのかなと思います。
さらに継続している子供は、質問も上手です。まず自分でやってみて、それでもうまくいかないから聞いてくる。質問する前に自分でやってみて、わからない部分だけを切り分ける力というのは、社会に出てからもおおいに役立つと思います。
神農先生:長く続けるほど自分の好きなことを探究し、失敗を恐れなくなります。大きな失敗をしてもそこから立ち直る力がついているような気がしますね。「たくさん失敗しよう」は、プログラボの学びの柱のひとつであり、伝えたいメッセージです。「失敗=ダメ」となりがちですが、途中で諦めてしまうとか、本当にやりたいことをやめてしまうほうが残念なことです。そこから学んでまた立ち上がる力は、大人になっても絶対に必要になると思います。

良い講師がいるから、子供が教室を好きになる
--「子供が好きなプログラミングスクール」と「講師が良いプログラミングスクール」の2つの部門賞を受賞されましたが、この2つの評価に関連があると思われますか。
蒲池先生:この教室に来ると大好きな先生がいる、心地の良い居場所があるという部分でつながっていると思います。
神農先生:ロボットプログラミングを好きなお子さんはもちろんですが、先生が好きで続けてくれることもあります。生徒として高3まで通ってくれて、大学生になってアルバイトをしている学生が、今も2人在籍しています。「先生を全国大会に連れて行きたい」と言ってくれる生徒もいて、とても嬉しく思っています。
亀崎先生:私は、子供に好かれようと無理に振る舞うことで、教室に引きつけようとはしていません。子供にとってのベストを考え、やりたくないときは無理にやらせず、気持ちを切り替える時間を設けることもあります。その際は、保護者にそのときのようすや理由をしっかりお伝えし、フォローを欠かさないようにしています。お客様扱いせず、人と人として真摯に向きあうことで、保護者にも信頼していただけているのではないかと考えています。
--最後に保護者へ向けて、ロボットプログラミングが子供にどのような成長をもたらすのかお聞かせください。
神農先生:ロボットプログラミングでは、好きなことやワクワクすることを見つけ、探究することができます。さらに、そのプロセスを通じて、失敗を恐れずに粘り強くチャレンジし続ける姿勢が、楽しみながら身に付きます。
亀崎先生:ロボットプログラミングでは、うまくいかないときもくじけない切り替えの早さ(レジリエンス)や、面倒な作業もためらわずにやり遂げる行動力ややり抜く力、仲間との協働力やコミュニケーション能力など、将来どのような道に進んでも役立つ汎用性の高いスキルが身に付きます。これらはまさに、プログラボが大切にしている「夢を実現するチカラ」だと思っています。
蒲池先生:プログラミングを学ぶだけでなく、自分が何かを生み出せて楽しいと感じることや、うまくいかないときに丁寧に深掘りしていく癖がつくというのは、受験にも、その先の将来にも役立つ力です。私たちは、生徒を自分の子供のように考えて、ひとりひとりのできることを伸ばし、さらにまだだれも見つけられていない才能や長所を見い出してあげたいですね。
--ありがとうございました。

正解を押し付けず伴走する、失敗を否定せず認める、「違うって楽しい!」と一緒に面白さを分かちあう。子供たちがプログラミングを好きになる理由は、生徒をわが子のように考える講師たちの存在あってこそだろう。
創立10周年を迎えたプログラボの5年連続でのアワード受賞は、こうした教育姿勢が確かな実績として積み重ねられてきた証にほかならない。「たくさん失敗しよう」の学びのもとで育まれる「夢を実現するチカラ」は、どんな道に進んでも子供たちを支え続けるに違いない。
詳細・無料体験の申込みはこちら

