環境省は2026年7月27日、2026年度「夏の星空観察」について発表した。肉眼による観察では、8月3日から16日まで、Webサイトからダウンロードした「肉眼観察シート」を用いて、高度の異なる天の川の3部分を観察する。
環境省は、星空観察を通じて光害(ひかりがい)の防止や大気環境保全の重要性について関心を深め、良好な大気環境や美しい星空を地域資源(観光や教育)に活用してもらおうと、2018年度から星空公団と共同で夏と冬に星空観察を推進している。
星空の観察方法は、「肉眼による観察」と「デジタルカメラによる夜空の明るさ調査」がある。「肉眼による観察」では、「天の川観察シートによる観察」を8月3日から16日まで、「Globe at Nightへの参加によるヘルクレス座またははくちょう座周辺の星の観察」を8月4日から13日まで実施する。時間はいずれも日没後1時間半から。事前の申込みは不要。
このうち、「天の川観察シートによる観察」では、Webサイトからダウンロードできる「肉眼観察シート」を用いて、肉眼(メガネをかけた人はそのまま)で、高度の異なる天の川の3部分「はくちょう座」「たて座」「いて座付近」を観察する。
当日は、3つの星座付近の天の川が見えるかどうか観察し、観察シートの「1.見える」「2.雲があって見えない」「3.近くに照明があって見えない」「4.夜空が明るくて見えない」「5.その他」から、該当する番号1つを選んで○を付ける。目安として10分以上、暗い環境に時間をかけて目を慣らすことで、微かな星が見えてきて観察しやすくなるという。なお、同シートによる観察結果の報告は不要。
観察シートには、8月中旬午後9時の東京の星空カラーイラストも掲載しており、3つの星座の位置などが確認できる。
一方、「デジタルカメラによる夜空の明るさ調査」の期間は、8月3日から16日まで(データ報告は9月4日まで)。時間は、日没後1時間半~3時間半の2時間。デジタルカメラを用いて天頂付近の星空を撮影し、星空の見やすさを客観的に評価する調査を行う。評価の対象は、デジタルカメラの撮影データから算出される「夜空の明るさ」となる。
観察シートや各地域の日没時間など、詳細情報は環境省Webサイトから提供している。環境省の星空観察情報サイト「星空を見よう」などでも詳しい情報が確認できる。

