小学生から応募可能、ケアの課題解決アイデア募集…思考を助けるワークシートも無償公開

 篠原欣子記念財団は、介護や教育など幅広いケアの課題解決案を競う「ケアテック・イノベーション・コンテスト2026」の応募を8月31日に開始する。小学生から参加できる「U-18部門」など3部門で計34件(総額約7,500万円)を支援。子供の思考を助けるワークシート「ひらめきボード」も無償公開している。

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ケアテック・イノベーション・コンテスト 2026
ケアテック・イノベーション・コンテスト 2026 全 5 枚 拡大写真

 篠原欣子記念財団(以下、しのはら財団)は、昨年に引き続きケア領域の課題解決に取組むアイデアや研究・開発を募る「ケアテック・イノベーション・コンテスト 2026」について、2026年8月31日から11月24日まで応募を受け付ける。2026年度はプロトタイプ部門、シン・アイディア部門、U-18部門の3部門を設置し、計34件を採択して総額約7,500万円を上限に助成金や学習奨励金を支給する。

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 「U-18部門」は、18歳以下を対象に、日常の中で見つけたケアの困りごとを解決するアイデアを募る。困っている人の目線に立ち、自分なりの解決策と実現に向けた最初の一歩を、自分の言葉や絵などで示せているかを審査する。小学生部門と中高生部門でそれぞれ3件が選ばれ、受賞者には学習奨励金として図書カードが贈られる。さらに、東京の会場で自身のアイデアをプレゼンする機会も用意されている。第一線の審査員から直接フィードバックをもらう経験は、子供たちの大きな学びと自信につながるはずだ。

 この部門は「気付き」と「考えるプロセス」が審査の中心だ。実機やプログラミングなどの技術は不要で、個人応募のみが条件となる。学校の課題や探究学習のツールとしても活用できるよう、企画立案を助けるワークシート「ひらめきボード」を無償公開している。おもな特徴は以下の3点だ。

5ステップで考えを言語化
問いに沿うだけでアイデアが言葉になり、書き直しを「進化のしるし」と捉え思考を後押しする。
大人が伴走しやすい設計
問いをそのまま子供への声かけに使え、保護者や教職員がスムーズに支援できる。
そのまま応募の下書きに
項目がエントリーフォームとほぼ同じ文言になっている。

 これとは別に、大人の部門として、社会実装や検証を見据えた「プロトタイプ部門」と「シン・アイディア部門」を設置。誰のどのような困りごとを捉え、既存の方法で解決できていない理由は何か、提案するアプローチの必要性と独自性は何かを審査するほか、成果が社会にどう還元されるかも重視する。なお、本コンテストが定義する「ケア」は介護に限らず、障害者支援や教育、心のケアなど幅広い領域を含む。社会的意義があり、テクノロジーによる解決が期待できるものであれば、テーマは自由だ。

 しのはら財団は、「人々の可能性や幸せ=Well-beingの最大化」をミッションに掲げる一般財団法人。奨学金・助成金・研究支援や学びの機会提供を通じて人と社会の可能性をひらく取組みを行い、AIやテクノロジー、イノベーションの力を生かしてケアをはじめとする社会課題に向きあう研究者、実践者、事業者、学生の挑戦を支えている。

 コンテストの詳細は公式サイトで確認できる。

◆ケアテック・イノベーション・コンテスト2026
応募期間:2026年8月31日(月)~2026年11月24日(火)午前9時
オンライン説明会:2026年9月~11月(全8回予定)
※参加無料・事前申込制。公式Webサイトから申込(8月31日受付開始)
最終審査会・表彰式:2027年2月6日(土)
会場:WITHHARAJUKUHALL(東京都渋谷区神宮前)

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《編集部》

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