秩父宮賜杯第58回全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本大学駅伝)が2026年11月1日に開催され、早稲田大学が大会新記録で16大会ぶり6度目の優勝を果たした。
全日本大学駅伝は、出雲駅伝、箱根駅伝と並ぶ学生三大駅伝のひとつ。毎年11月の第1日曜日に開催され、全国の大学男子チームが名古屋・熱田神宮から三重・伊勢神宮までの8区間、全長106.8kmで競う。シード校と全国8地区の選考会を勝ち抜いた代表校に加え、日本学連選抜、東海学連選抜を含む計27チームが出場する。
第58回大会は、早稲田大学が大会新記録となる5時間3分31秒で優勝。2位には國學院大学が5時間7分5秒、3位には創価大学が5時間9分28秒で続いた。
早稲田大学は、1~3区を任された1年生の活躍が光った。1区の本田桜二郎選手が区間2位と好スタートを切ると、2区の増子陽太選手、3区の新妻遼己選手が相次いで区間新記録をマーク。2位の駒澤大学との差を1分以上に広げ、主導権を握った。新妻選手は大会MVPにも選ばれた。中盤以降も5区の鈴木琉胤選手が区間新記録、8区の工藤慎作選手が区間賞を獲得。従来の大会記録(2022年、駒澤大学)の5時間6分47秒を3分16秒更新した。
2位の國學院大学は、4区で区間賞、6区で吉田蔵之介選手が区間新記録をマークするなど追い上げたが、早稲田大学には届かなかった。3位の創価大学は、6区終了時点の8位から、7区のスティーブン・ムチーニ選手、8区の山口翔輝選手の力走で順位を上げた。
4位は青山学院大学、5位は中央大学、6位は駒澤大学、7位は大東文化大学、8位は帝京大学。上位8校が次回大会のシード権を獲得した。関東勢が15位までを占め、関東以外では関西学院大学が5時間26分42秒で16位となった。17位は大阪経済大学、18位は立命館大学、19位は札幌学院大学だった。

