緊迫する米軍兵の日々、痛烈な戦場の臨場感「ハート・ロッカー」
ショウタイムが運営するブロードバンドコンテンツポータルShowTimeは12月3日より、「シネマ」ジャンルにて、「ハート・ロッカー」の配信を開始した。
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ハート・ロッカーは、第82回アカデミー賞、最多6部門(作品賞・監督賞・脚本賞・編集賞・音響編集賞・録音賞)を受賞した作品だ。キャスリン・ビグロー監督は、「アカデミー史上初の女性オスカー監督」としても話題となった。
舞台は2004年、イラク・バクダッド郊外。アメリカ軍爆発物処理班、ブラボー中隊に、新たなリーダーとしてジェームス2等軍曹が赴任してきた。過去に800以上の爆発物の解体処理をしている彼は恐れ知らずな性格で、部下のサンボーンとエルドリッジは彼の行動や発言に戸惑いを感じ、不安が募ってゆく。残された隊の任務はあと40日を切り、ジェームズの行動は部隊を思わぬ危機に追いやってゆく。
ハート・ロッカーとは、苦痛の極限地帯「棺桶」を意味する軍隊用語。冷静沈着な判断を要求される米軍爆発物処理班に属する若き兵士3人の日々を、ドキュメンタリータッチに描きつつ、アメリカが抱える問題の一端を浮き彫りにした戦場ドラマである。
◆ハート・ロッカー
2008年/アメリカ/131分
監督・製作:キャスリン・ビグロー
脚本:マーク・ボール
出演:ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ
提供:ブロードメディア・スタジオ/ポニーキャニオン
配給:ブロードメディア・スタジオ
利用料金:420円/2日間
《前田 有香》
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