東京都、進学指導重点校などの取り組みについて発表
東京都教育庁は1月13日、「進学指導重点校等における進学対策の取組について」と題し、指定校の進学対策についての取り組みを発表した。
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
東京都教育委員会では、進路指導などの教育活動を組織的・計画的に展開する都立高校として、「進学指導重点校」(7校)、「進学指導特別推進校」(5校)、「進学指導推進校」(14校)を指定している。しかし、進学指導重点校内でも合実績の格差があり、一部の学校では低迷状態にあることや、第1学年から第2学年にかけ難関大学への合格可能生がある生徒が減少傾向にあることなどを現状の課題としてあげ、より組織的・計画的できめ細かな進学指導体制が必要であるとしている。
また、平成25年度からの新たな指定制度に向け、24年度までの進学指導重点校の選定基準についても提示されており、センター試験の受験実績や難関国立大学の合格者数などが示されている。
さらに、進学指導における重点留意事項として、3年間継続して学力データを分析することや、それに基づく授業の改善などを策定。指定校では、重点留意事項に基づき自校の現状を分析した上で、22年からの3年計画で改善計画を策定し、実施していくとしている。
なお、指定校については以下のとおり。
【進学指導重点校】7校
日比谷高校、西高校、国立高校、八王子東高校、戸山高校、青山高校、立川高校
【進学指導特別推進校】5校
小山台高校、駒場高校、新宿高校、町田高校、国分寺高校
【進学指導推進校】14校
三田高校、国際高校、豊多摩高校、竹早高校、北園高校、墨田川高校、城東高校、小松川高校、武蔵野北高校、小金井北高校、江北高校、江戸川高校、調布北高校、日野台高校
《田崎 恭子》
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