東大病院放射線治療チームがブログでも情報提供

 中川恵一准教授率いる東大病院放射線治療チームは3月15日より、Twitterにて情報発信を行ってきたが、29日にはブログ形式での情報発信も開始した。

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ブログ「team nakagawa」
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 東京大学医学部附属病院放射線科の中川恵一准教授率いる東大病院放射線治療チームは3月15日より、Twitter「@team_nakagawa」にて、福島原発事故に関して医学的見地から情報発信を行ってきた。29日には、「Twitterという形式(だけ)では、誤解や混乱を招くことも分かりました」として、ブログ形式での情報発信も開始した。

 ブログ「team nakagawa」では、これまでのツイートをまとめた「福島原発における放射線被ばくの解説」「Cs(セシウム)による被ばくの影響について」「放射能(Bq:ベクレル)から被ばく量(Sv:シーベルト)への変換について」「放射線の妊婦・胎児への影響について」「水道水中のヨウ素からの被ばくについて」をPDFで公開するとともに、「全身被ばくと局所被ばく」「暫定規制値とは」「放射線がカラダに与える影響には、2つのタイプがある」などの情報を追加している。

 東大病院放射線治療チームでは、ブログ開設後も、引き続きTwitterでの情報発信を行っている。

 ブログおよびTwitterのプロフィール欄には、東大病院放射線治療チーム「東大病院で放射線治療を担当するチームです。医師の他、原子力工学、理論物理、医学物理の専門家がスクラムを組んで、今回の原発事故に関して正しい医学的知識を提供していきます。」と記載されている。

《田村麻里子》

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