厚労省、魚介類にも野菜と同等の放射性ヨウ素暫定規制
厚生労働省は5日、4日に魚介類から放射性ヨウ素を相当程度検出した事例を受け、対応をサイトに発表した。
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当分の間、飲料水及び牛乳・乳製品以外の食品として暫定規制値が設定されている野菜類中の放射性ヨウ素と同一の暫定規制値である2,000Bq/Kgを準用すること、これを超過する場合には、食品衛生法第6条第2号に該当するものとして食用に供しない取扱いとすることとした。暫定既定値は以下の通り(放射性ヨウ素の値)。
飲料水、牛乳・乳製品:300(Bq/kg)
※100Bq/kgを超えるものは、乳児用調製粉乳および直接飲用に供する乳に使用しないよう指導
野菜類(根菜、芋類を除く)、魚介類:2,000(Bq/kg)
平潟漁業協同組合(茨城県北茨城市)から提出されたデータでは、コウナゴについて4080(Bq/kg)が検出された。
枝野長官は会見で、「漁場を超えた範囲で魚は動くと思うが」との記者からの質問に対して「広範な範囲でモニタリングを行う」とし、「野菜と違って食物連鎖が考えられるが」との疑問には、「その可能性はあるため専門的な見地からきちんと分析して報告してもらう」と回答した。
【地震】厚生労働省、魚介類にも野菜と同等の暫定規制……放射性ヨウ素検出で
《編集部@RBB TODAY》
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