教育出版やDNP、教科書印刷にグリーン電力を使用
教育出版、大日本印刷(DNP)、エナジーグリーンの3社は6月28日、新版中学校教科書の製造(印刷)に、自然エネルギーによって発電されたグリーン電力を使用すると発表した。
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教育出版が発行する教科書の印刷に使用する電力について、大日本印刷がエナジーグリーンから「グリーン電力証書」を購入することで、グリーン電力を使用したとみなすもので、利用期間は2011年4月1日~2012年3月31日。教育機関や教育委員会における環境教育への関心が高まりから、教育出版はグリーン電力を使用した教科書を発行することにしたという。
今回対象となるのは、中学校向けの国語、書写、数学、理科、社会、音楽、英語の7教科、計21種類。来年4月の供給に向けて、大日本印刷はこれらの教科書を約300万部印刷する予定だ。これにともなうグリーン電力の使用量は25万kWhで、約96トン分のCO2削減につながるという。
なお3社は、2012年度から使用される高等学校向け教科書についても、グリーン電力を使用することを検討していく。
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