慶應、東日本大震災で被災した2012年度志願者に受験料等の免除措置
慶應義塾大学は6月29日、東日本大震災で被災した2012年度の入学志願者に対しての入学検定料(受験料)および、入学金の免除措置について発表した。
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同大学では、東日本大震災の影響により2012年度入学志願者の保証人または学費負担者の家屋の被災状況が甚大または収入状況の変化が著しいと判明した場合、入学検定料を免除。また、入学の有無に関わらず合格者に対し、入学金を免除するという。
この免除措置は、福島第一原子力発電所事故により避難区域に設定された地域出身の場合も対象となるという。
合否にかかわらず、受験するすべての学部、大学院の入学検定料(受験料)および、入学金が免除の対象となる。また授業料については、被害の程度に応じて入学時に減免する。
また、各種災害により被災し、経済的に学業の継続が困難になった在学生に対しては、被災塾生への支援に賛同した三田会、塾員(卒業生)、塾生(在学生)の保証人、篤志家および義塾教職員からの寄付によって運営される「慶應義塾東日本大震災被災塾生特別奨学金」を創設し、被災対象をできる限り広げて経済的な支援を行っており、同奨学金は来年度も継続設置するという。
詳細については、随時、慶應義塾ウェブサイトにて周知する。
《前田 有香》
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