【中学受験・進学塾の悩み解決:日能研関西】得点が伸びず、出来れば違う教材もやらせてみたいと考えています

 算数のカリキュラムテストで共通問題では7割~8割を維持できているのですが、応用問題では10点~20点となかなか得点が伸びません。

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 「日能研の特進クラス1組に通っている6年生男子の母です。算数のカリキュラムテストで共通問題では7割~8割を維持できているのですが、応用問題では10点~20点となかなか得点が伸びません。塾の教材はひととおり全部仕上げ受験させています。宿題を済ませても、時間にはずいぶん余裕があるようなので、出来れば違う教材もやらせてみたいと考えています。いい教材があったら教えていただきたいのですが。本人も親も白陵中学校の受験を希望しています。」に回答します。

 普段から試しておられるとおり、日能研の教材を徹底的に網羅することがカリテ対策の第一の方法です。共通問題を網羅することは、現状のカリテの出来(共通問題で7割~8割)から考えると、お子さんにとってはあまり無理がないようですね。

 これに加えて応用問題を完全に理解し、自力で解き切れる状態にできればカリテでも応用問題の多くを解くことができるのですが、かなり難易度の高い問題群となりますので、その代替として副教材をしてみてはいかがでしょう。

 時間に余裕があるとのことですので、「本科教室→栄冠への道→強化ツール共通問題→その週の単元を副教材で学習する」という形を試してみてください。

 東京出版から刊行されている「プラスワン問題集」というタイトルの問題集ですが、この問題集は単元別、テーマ別に良問が多く集められています。毎日数問ずつその週に日能研で学習した単元の問題に取り組んでいく方法に、さらに余裕があればお子さんにとって弱点と思われる単元を織り交ぜて取り組むことを並行できればなおよいと思います。

 問題を解き終えたら、答え合わせ、間違い直しをする段階で解説(とても親切で詳しく書かれています)を読み、日能研での解き方と異なる、いろいろな考え方を学ぶようにしましょう。ここに十分時間をあてると効果的です。幅広い解法を身につけ、問題それぞれに対して「何を使って解くか」を見極める力をつけていくことができると思います。白陵受験を考えておられるのでしたら、「算数1次」対策に適した問題集だと思われます。

《中学受験 個別指導のSS-1 講師》

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