累計24億冊販売の「キャンパスノート」が11年ぶりにリニューアル
コクヨグループのコクヨS&Tは8月30日、「Campus(キャンパス)ノート」シリーズの表紙デザインや中紙仕様などを一新し、10月中旬より新シリーズを販売すると発表した。
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
同社の「キャンパスノート」シリーズは、1975年の発売以来36年間で、国内販売数が累計24億冊を数える(7月末現在)する業界No.1のノートブランド。ノートを構成する「表紙」「中紙」「背クロス」の3つの部品に、同社では「とじ方」「材料品質」「罫線」「サイズ」「デザイン」「価格」の6つの価値を置き、こだわりを持ってきたという。
2000年の11月以来、11年ぶりとなる今回のリニューアルにより誕生する通算5代目の「キャンパスノート」では、こだわりと価格は継承しつつ、さらに3つの基本機能の強化を図ったという。
1つめは「タイトルを書きやすく」。タイトルや名前が書きやすいように罫線を配した表紙デザインにし、ボールペンでも書きやすい新開発の背クロスを採用。色も淡く変更したことで、これまで書きにくかったノートの背の部分にも、タイトルや名前が書きやすくなっている。
2つめは「線を引きやすくする」。右端にも線を引きやすくするための目印や、短い定規でも線を引きやすくするための目印を追加。また、行数を数えやすいようにする5行ごとの目印を拡大している。
3つめは「書き心地の快適さを追求」。中紙には、パルプ使用量を約7%抑えた新開発の原紙を採用。書き心地を考慮し再生紙は使わず、環境に配慮し適切に管理された森林のパルプから作られた「森林認証紙」を使用している。
そのほか、全体のラインを少し細くし28年ぶりの変更となった新ロゴには、「圧倒的な信頼」や「知のためのツール」というイメージが込められているという。新「キャンパスノート」は、デザインや機能、用途によって個性の異なる全26アイテム(148品番)を展開する。価格は73円(A7変形サイズ)から、1,575円(セミB5サイズ10冊パック)までとなっている。
《田崎 恭子》
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