12/10の皆既月食、食の最大は23時31.8分
12月10日の土曜日は満月で、12月10日の深夜から11日にかけて、月が地球の影に隠れる「皆既月食」が起こる。今回は、日本全国で月食の始まりから終わりまでの全課程を見られる好条件だという。
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宇宙に関する最新ニュースや、注目の天文現象などを紹介する「Astro Arts」では、月食の仕組みや今回の現象の進行時刻や観察と撮影のポイントなどを紹介している。それによると、全国的に月食中の地平高度は高く、最高の条件で見られるという。
地球が太陽の一部を隠している部分に月が入る「半影食」の始まりは20時31.8分で、部分食の始まりは21時45.4分、皆既食の始まりは23時05.7分、食の最大は23時31.8分。皆既食最大時の高度は北海道南部より南では70度を越え、東日本では南中時刻と皆既食の最大の時刻がほとんど変わらないという。
日本気象協会のtenki.jpによると、この日の天気は太平洋側はおおむね晴れ、日本海側は雨や雪となっている。晴れる太平洋側は、夜の冷え込みが強い予報。日本海側は雨や雪だが、しぐれで晴れ間も望めるため、しぐれの晴れ間に皆既月食が見られるかもしれないという。
ウェザーニュースでは、当日夜に皆既月食が見え方を予想した「皆既月食見えるかなマップ」公開。また、24時間ソラをライブする番組「SOLiVE24」で皆既月食の様子を生中継する。
《前田 有香》
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