学習環境向上とリーダー育成を目指すTeach For Japanが本格稼働
学習支援が必要な子どもが多い地域に、全米トップクラスの大学の熱意ある若者や優秀な社会人を教師として派遣し、子どもたちの学力を向上させる中で、社会で活躍するためのリーダーシップを習得する。
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学習支援が必要な子どもが多い地域に、全米トップクラスの大学の熱意ある若者や優秀な社会人を教師として派遣し、子どもたちの学力を向上させる中で、社会で活躍するためのリーダーシップを習得する。
そんなモデルを基盤に、アメリカで20年間にわたって大きな教育インパクトを起こしてきたTeach For America(ティーチ・フォー・アメリカ、所在地アメリカ)。
特定非営利活動法人Learning for All(ラーニング・フォー・オール、千代田区)は、Teach For Americaのこの教育モデルを世界で展開する非営利組織:Teach For All(ティーチ・フォー・オール)とパートナーシップを締結し、第23カ国目の加盟国となった。
また、加盟に伴い団体名称は特定非営利活動法人Teach For Japan(ティーチ・フォー・ジャパン)に変更した。
2009年度の文部科学白書にも指摘され、家庭の経済水準と子どもの学力水準に相関性が見られるなか、2010年度には就学援助の対象となる公立小中学校の児童生徒数が過去最多の155万人超に上るという。
公立小中学校に通う児童生徒全体の、およそ7人に1人が、学習する上で金銭面での困難を抱えている計算だ。
Teach For Japanは、子どもたちの学習環境の向上と若者たちのリーダーシップの育成を目的に日本での活動を広げ、本格的に教師派遣プログラムの活動を開始する。
《キンジロー》
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