5/21の金環日食…安全に観察するための注意点
保健ポータルサイトは2月6日、日食の観察方法や注意点などの資料を公開した。5月21日の朝、日本全域で見られる日食が起こる。九州南部から関東付近にかけての帯状の範囲では、太陽の中央部が月に隠れて太陽がリング状に見える「金環日食」になるという。
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2012年5月21日の朝、日本全域で見られる日食が起こる。九州地方南部から関東地方付近にかけての帯状の範囲では、太陽の中央部が月に隠れて太陽がリング状に見える「金環日食」になるという。
「日食を安全に観察するために」は、日本天文協議会・日本眼科学会・日本眼科医会が日食の観察方法や注意点を学校向けにまとめたもの。太陽を見る際には日食観察グラスを使い日食網膜症を防ぐことや学校で日食観察会を開く場合の注意について説明している。
また、金環日食となる帯状の範囲とその中心、国内の主な地点における食の最大の図や時刻など、日食の予報および観察方法を具体的に解説している。
日食は自然や科学への関心が高まるきっかけとなる現象で、宇宙における地球・月・太陽の位置や運動を実体験できる貴重な機会。安全に気をつけて多くの児童・生徒に実際に観察してもらいたいとしている。
《前田 有香》
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