【高校受験】H24東京都立高校、最終応募倍率は全日1.53倍

 東京都教育庁は2月15日、平成24年度の東京都立高等学校入学者選抜における志願変更後の最終応募状況をまとめ、ホームページに掲載した。全日制全体で、2,822人が志願とり下げ、2,828人が再提出し、最終応募者は44,919人で、最終応募倍率は1.53倍。

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平成24年度東京都立高等学校入学者選抜応募状況 全日制
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 東京都教育庁は2月15日、平成24年度の東京都立高等学校入学者選抜における志願変更後の最終応募状況をまとめ、ホームページに掲載した。

 東京都立校の一般入試・前期募集は、2月7日と8日に願書の受付が行われ、いったん集計値が発表された後、14日・15日で願書の取り下げおよび再提出が行われた。今回発表されたのは、その再提出後の最終応募状況となっている。

 全日制普通科(コース、単位制、島しょ、帰国対象以外)108校の募集人員20,847人に対する最終応募者は32,511人となり、最終応募倍率は1.56倍となった(昨年の最終1.59倍)。男女別にみると、男子は1.52倍(昨年1.56倍)、女子は1.61倍(昨年1.62倍)となっている。なお、志願の取り下げを行ったのは2,125人、再提出したのは2,167人だった。

 全日制専門学科では、全体の39校の募集5,049人に対する応募者は7,438人で、最終応募倍率は1.47倍(昨年1.31倍)。学科別にみた倍率では、国際科の2.75倍、科学技術科の2.34倍、家庭科(単位制)の2.06倍などが上位となっている。なお志願とり下げ者は317人、再提出者は324人だった。

 また普通科・専門学科、単位制など含めた全日制の全体では、175校29,373人の募集に対し、最終応募者は44,919人で、最終応募倍率は1.53倍(昨年1.52倍)となった。2,822人が志願とり下げ、2,828人が再提出を行った。

 普通科(コース・単位制以外)において、最終応募倍率の高い学校は、男子では、日比谷(千代田区)の3.41倍、戸山(新宿区)の2.94倍、西(杉並区)の2.84倍などが上位となった。女子では、蒲田(大田区)の2.68倍、日比谷(千代田区)の2.43倍、三田(港区)の2.41倍などが上位となっている。

 この後、2月23日に学力検査(学校によっては24日まで)、2月29日に合格発表が行われる予定。

《田崎 恭子》

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