東京都、教員の負担を軽減する校務改善推進プランを公開
東京都は3月8日、「小中学校の校務改善推進プラン」についてホームページに公開した。資料では、各種施策を学校等でモデル的に行い、その効果や課題を検証。また、今後小中学校において本格的に推進すべき施策として提案している。
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東京都教育委員会は、平成23年2月、教員が多忙な状況を解決するための方向性を示した「小中学校の校務改善の方向性について」を取りまとめ、学校の代表者、区市町村教育委員会等で構成する「東京都公立小中学校校務改善検討会議」を設置し、「小中学校の校務改善の方向性について」に提示した施策の有効性を検討してきた。
今回、学校のさまざまな課題を組織的に解決していくために、「小中学校の校務改善推進プラン」を作成。公開された資料では、各種施策を学校等でモデル的に行い、その効果や課題を検証。また、今後小中学校において本格的に推進すべき施策として提案している。
具体的には、役割分担の明確化、業務改善としてクラウドコンピューティングの活用、非常勤職員情報提供システムの構築などが挙げられている。
同プランは、各学校、区市町村教育委員会および東京都教育委員会の三者が実情に応じて改善しながら積極的に導入し、校務改善が全都的な取組となることを期待したものとしている。
なお、東京都教育庁では、「小中学校の校務改善推進プラン」に対しての意見や提案を、メール・FAX・郵送で随時受け付けている。
《前田 有香》
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