H23中の自殺者、全体は減少するも学生は10%増
警察庁は3月9日、平成23年中における自殺の状況についてまとめた資料をホームページに公開した。自殺者の総数は30,651人で、前年に比べ1,039人(3.3%)減少したが、職業別では「学生・生徒等」だけが前年より増加している。
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平成23年中における自殺者の総数は30,651人となり、前年に比べ1,039人(3.3%)減少した。14年連続で3万人を超えてはいるものの、3万1,000人に到達しなかったのは、自殺者が急増した平成10年以降ではじめてとなる。
男女別では、男性が68.4%、女性が31.6%で、男性が7割を下回るのは、平成10年以降で14年ぶりとなった。
年齢別の状況では、「60歳代」が5,547人ともっとも多く、全体の18.1%を占めた。次いで「50歳代」の5,375人(17.5%)、「40歳代」の5,053人(16.5%)、「30歳代」の4,455人(14.5%)の順で多くなっている。
職業別では、「無職者」が18,074人がもっとも多く、全体の59.0%を占めており、次いで「被雇用者・勤め人」が8,207人(26.8%)、「自営業・家族従業者」が2,689人(8.8%)、「学生・生徒等」が1,029人(3.4%)の順となっている。職業別の順位は前年と同じだが、上位の「無職者」(前年比599人減)、「被雇用者・勤め人」(同361人減)、「自営業・家族従業者」(同49人減)がいずれも前年度より1.8〜4.2%の減少となっているのに対し、「学生・生徒等」は前年に比べ101人(10.9%)増加している。
「学生・生徒等」における内訳は、小学生が13人(男10人、女3人)、中学生が71人(男47人、女24人)、高校生が269人(男176人、女93人)、大学生が529人(男388人、女141人)、専修学生等が147人(男97人、女50人)となっている。
「学生・生徒等」の自殺の原因・動機については、「学校問題」がもっとも多く391人。次いで「健康問題」の218人、「家庭問題」の101人、「男女問題」の88人の順に多くなっている。
《田崎 恭子》
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