九州大学、100周年事業「九州大学基金」を創立
九州大学は3月14日、設立100周年の記念事業として創設する、次世代を担う若者を育てる「九州大学基金」について発表した。同基金では、既存の基金等を統合し、総額約33億円規模の支援助成事業を平成24年度より開始する。
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「九州大学基金」では、既存の基金等を統合し、総額約33億円規模の支援助成事業を平成24年度より開始する。百周年記念事業寄附金(九大百年基金)・財団法人九州大学後援会残余財産・創立八十周年記念事業寄附金(学術研究協力基金、国際学術交流基金)・教育研究環境整備基金・亭々舎プロジェクト基金等で構成される。
学生を対象にした支援助成事業では、高い志を持ち、世界に通用する九大生を目指す学生に授与する「山川賞」を創設するほか、国際的な学習体験の支援助成、学生の独創的研究活動の支援助成などが行われる。
また、教職員を対象として、若手教職員の長期海外研修の支援助成、教育研究活動の質向上のための支援助成等を行う。そのほか、各種支援助成事業を年間約2億5千万円規模で継続的に実施するとしている。
《前田 有香》
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