高校教科書「脱ゆとり」で、数学で30%以上のページ増も日本史は10%減
文部科学省は、2013年度から使用される高校教科書の検定結果について公表した。ゆとり教育時代の2005年度に比べ、全体的にページ数が増加し、相加率が最も高かった数学では30.4%増えた。
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教科別に見ると、ページ数の増加率がもっとも多かったのは数学の30.4%。そのほか、外国語(27.3%)、理科(23.6%)、公民(22.9%)、情報(22.7%)、芸術(20.2%)が20%を超える増加率。その一方で、ページ数が減ったのが地理歴史で3.1%減。その中でも、世界史の4.3%増に比べ、日本史は9.6%減だった。そのほか、保健体育も1.6%減った。
なお、2013年度の高校教科書検定に関して、関係資料を一般公開する。東京2会場のほか、山形、茨城、岐阜、兵庫、鳥取、高知、宮崎の7県で公開を予定しているという。各県の公開場所や日程は4月中に発表される予定だが、東京の2会場と公開日程は下記のとおり。
◆東京公開会場
・財団法人教科書研究センター
期間:5月21日〜6月22日
・文科省情報ひろばラウンジ
期間:5月21日〜5月30日
《湯浅大資》
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