家族と一緒の食事「ほとんど毎日」が大幅増…内閣府調査
内閣府は5月18日、全国の20歳以上の人を対象に行った平成24年度「食育に関する意識調査」の報告書をホームページに公開した。調査は、平成23年12月8日から25日にかけて個別面接聴取を実施。1,867人の有効回答を得た。
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同調査は、食育に対する国民の意識を把握し、今後の食育推進施策の検討のための基礎資料を得ることを目的に、平成19年から毎年実施しているもの。今回の調査は、平成23年12月8日から25日にかけ、全国20歳以上の人から無作為抽出した3,000人を対象に調査員による個別面接聴取を実施。1,867人の有効回答を得た(回収率62.2%)。
「食育」という言葉の周知度を訊ねた質問では、「言葉を知っていた」という人が77.5%と前回調査より3.5ポイント上昇した。また「食育」への関心については、「関心がある」と「どちらかといえば関心がある」を合わせて72.3%となった。
ふだん誰と食事をするかについて、平日・休日それぞれの朝食・昼食・夕食別に訊ねた設問では、「家族」と回答した割合がもっとも多かったのは、「休日の夕食」で87.6%となった。次いで「平日の夕食」が81.7%となっている。
また「一日のすべての食事を一人で食べることがあるか?」という質問では、「ほとんどない」という人が77.2%となった。一方、「ほとんど毎日」という人は、7.1%となっている。
ふだんの食事時間を楽しいと感じているかという設問では、「楽しい」と「どちらかといえば楽しい」と合わせて83.0%となっている。
東日本大震災の食生活への影響について、震災後に「増えたり、広がったりしたもの」および「減ったり、狭まったりしたもの」について訊ねた設問では、いずれも「変わらない・ない」という回答がもっとも多かった。
増えた・広がったで多かったのは、「食品の安全性への不安」がもっとも多く26.1%。次いで、「節電に配慮した食生活」が17.1%、「地場産物の購入」が14.6%となっている。
今後の食生活で力を入れたいことについては、「栄養バランスのとれた食事の実践」とい回答がもっとも多く58.4%となった。次いで「食品の安全性への理解」の50.5%、「食べ残しや食品の廃棄の削減」の47.1%、「家族や友人と食卓を囲む機会の増加」の44.6%、「規則正しい食生活リズムの実践」の41.3%が上位となっている。特に「家族や友人と食卓を囲む機会の増加」については、前回調査よりも13.8ポイント増と大幅に上昇している。
また、家族と同居している人(1,722人)のみを対象に、家族と一緒に食事をとる頻度について訊ねた設問では、「ほとんど毎日」と回答した人は、朝食で60.3%、夕食で71.6%となった。前回調査に比べ、朝食は10.2ポイント、夕食で15.1ポイントも上昇している。
家族と一緒に食事をすることについて、「重要である」と思う人の割合は90.2%、「回数を増やしたいと思う」という人は60.8%となった。
《田崎 恭子》
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