【大学受験】早稲田、基幹理工学部と人間科学部の入試方式変更
早稲田大学は7月31日、2014年度より基幹理工学部と人間科学部の入試方式を変更すると発表した。基幹理工学部は、学部一括募集から学系別募集を行う。人間科学部は、「数学選抜方式」を新たに導入するという。
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
基幹理工学部について、2013年度入学者までは、学部一括募集を行い、2年生進級時に、学科(数学科、応用数理学科、情報理工学科、機械科学・航空学科、電子光システム学科、表現工学科)を選択する。
基幹理工学部は、2014年度入学者より、入学後の学習目標をより明確するため、学系別募集を行う。2年生進級時に、原則として所属学系内から進級先学科を選択する方式に変更となる。学系Iは、数学科と応用数理学科、学系IIは、機械科学・航空学科、電子光システム学科、情報理工学科、応用数理学科、学系IIIは、表現工学科、情報理工学科から選択する。なお、学系間の併願はできない。出願時にいずれかの学系1つを選択する。
人間科学部について、文系・理系を問わず数量的なものの見方に秀でた学生を受入れるため、2014年度より従来のセンター試験の得点のみで判定する「センターのみ」方式に加え、センター試験と記述式の数学試験を行う「数学選抜方式」を実施する。「センターのみ方式」は、複数学科の併願が可能だが、「数学選抜方式」は複数学科の併願はできない。
人間科学部は、2013年度よりカリキュラムを一新し、学生の主体性、継続力を高めながら、高度な課題発見力、状況把握力、創造力、発信力を育み、異領域・異職種間のマネジメントや新しい実践をデザインする人材を社会に輩出することを目指す。とくに2014年度以降は、人間科学を構成する諸分野について、数学の分野を基礎にした学問・研究が数多く用意されているという。
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