日立とNHK、教育分野のICT利活用推進に向け共同調査
日立ソリューションズとNHKエンタープライズは、教育分野のICT利活用推進に向けて共同調査を開始すると9月6日発表した。その第1弾として、日立ソリューションズのシステムと、NHKの学校向けコンテンツを組み合わせたサービスを小・中・高校向けに9月12日より開始する。
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
両社は、この調査によりコンテンツの利活用推進を検証し、教育現場でのわかりやすい授業の推進、教師の作業負荷軽減の実現を目指す。
「教育コンテンツ活用システム」は、教師どうしや複数の学校間などで、デジタル教材や指導案、活用事例などのコンテンツの共有を可能にし、授業の準備・活用・フィードバックという各場面でコンテンツや電子黒板などのICT機器の利活用を支援する。
「NHK for School」は、番組約1200本、動画クリップ約4000本、ゲームやクイズなどの学習教材約500本をインターネットを通じて配信している学校向けサービス。
この「教育コンテンツ活用システム」と「NHK for School」を組み合わせコンテンツの利活用に向けた共同調査を開始する。小・中・高校を対象に、コンテンツの活用履歴の抽出や教師からの使い勝手のヒアリングを行う。コンテンツの利用状況や授業での使い方を分析することで、日立ソリューションズは「教育コンテンツ活用システム」の検索や共有機能の向上、NHKエンタープライズはより授業で効果的なコンテンツの作成につなげ、教育分野におけるICT利活用をさらに推進するという。
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