ノーベル文学賞は中国人作家の莫言氏が受賞、村上春樹氏またも受賞逃す
10月11日にスウェーデン・アカデミーより発表されたノーベル文学賞は、中国人作家の莫言氏が受賞。英国のブックメーカーも大本命としており、数年に渡り期待され続けてきた村上春樹氏の受賞は今回もおあずけとなった。
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莫言氏は、中国山東省出身の作家で、中国の農村を描く諸作に定評があり、日本でも1990年代より多くの和訳版が出版されている。中国籍の作家としては莫言氏が初受賞、国内でも和訳されている莫氏の小説に注目が集まる。
日本国内だけでなく、英ブックメーカーなどからも受賞が予想されていた村上春樹氏の受賞は今回も見送りとなった。日本人の歴代ノベール文学賞受賞者は、1968年の川端康成氏と1994年の大江健三郎氏の2人。
日本人として3人目となる文学賞受賞、そして8日に医学・生理学賞に選ばれた京大の山中伸弥教授に続く2人目の受賞者として期待されたが、今回の受賞はならなかった。
《湯浅大資》
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