赤ちゃんの名前ランキング、「悠真」「結愛」が1位

 ベネッセコーポレーションは12月3日、2012年にもっとも多かった赤ちゃんの名前ランキングを発表した。男の子は「悠真」(主な読み:ゆうま)、女の子は「結愛」(主な読み:ゆあ)が1位となった。

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 ベネッセコーポレーションは12月3日、2012年にもっとも多かった赤ちゃんの名前ランキングを発表した。男の子は「悠真」(主な読み:ゆうま)、女の子は「結愛」(主な読み:ゆあ)が1位となった。

 同社が展開する妊娠・出産・育児事業「たまひよ」では、2005年から毎年赤ちゃんの名前に関する調査「たまひよ名前ランキング」を発表している。今年は、2012年1月1日~10月31日に生まれた赤ちゃん3万3,640人を対象に、名前や名前の読み方、漢字などを調査・分析した。

 男の子の名前は、「悠真」(昨年3位)が1位となった。また、辰年にちなんで「龍之介」(昨年61位→今年5位)が大幅に順位を上げ、トップ10入りした。女の子の名前は、「結愛」(昨年3位)が1位となった。「結」という漢字を使った名前は、「結愛」のほかに「結菜」(3位)、「結衣」(4位)もトップ10にランクインしている。

 使われた漢字をみると、男の子の名前で使われた漢字は、8年連続で1位「太」、2位「大」で、不動の人気といえる。女の子の名前で使われた漢字は、「愛」が3年連続1位となった。

 名前の読みをみると、男の子の名前の読みは、トップ3が4年連続同じで、不動のトップ3となっている。女の子の名前の読みは、「ゆい」が6年連続トップとなり、根強い人気だ。

 近年の名づけの傾向をみると、女の子は、「愛」を「あ」、「心」を「こ」「ここ」などのように、もともとの漢字の読みを短くして読ませる読み方が定着してきているという。男の子は、これまで、主に女の子に使われていた「結」「愛」といった漢字を使った名前が増えている。

 名前に託されたイメージは、男の子・女の子とも昨年に引き続き「優しい・おもいやり」が1位となった。トップ10は昨年とほぼ変わらない結果となった。

《工藤めぐみ》

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