大学・企業向け、学習用途に適した電子書籍配信サービス「BookLooper」
京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は25日、大学・企業向け電子書籍配信サービス「BookLooper」を発表した。2013年3月から提供を開始する。
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「BookLooper」は、大学における効率的な学習や、企業における知識の活用に焦点を当てた、電子書籍配信の商用サービス。メモ・マーカー・全文検索などの学習支援機能をはじめ、電子書籍のDRMや決済機能を備えたクラウド型サービスとなっている。
ユーザーグループに応じた柔軟なアクセス管理が行えるとともに、堅牢なDRMで、電子書籍コンテンツの不正コピー防止や有効期限管理、貸出期限管理などの機能を提供する。タブレット(iPad/Android端末)、スマートフォン(iPhone/Android端末)、PCに対応し、メモやマーカーを端末間で共有するなど、コンテンツを相互利用できる。
また学習用途に適した機能として、電子書籍コンテンツに、ブックマークやマーカー、メモを挿入し、学習を支援する環境を提供。ダウンロードした電子書籍コンテンツを横断して全文検索が可能なほか、教科書、図書館の貸出書籍、学術・専門書、講義資料、外部のクラウドサービスに蓄積された手書きノートなどを一元管理できる。
なお、京都造形芸術大学で2013年4月に通信教育部芸術教養学科の学生に向け、学術・専門書出版物のデジタル配信サービスとして採用される予定。大学で採用する教科書や教材の電子化、出版社との電子配信権許諾は日本出版販売が行う。
KCCS、大学・企業向けに学習用途に適した電子書籍配信サービス「BookLooper」提供開始
《冨岡晶@RBB TODAY》
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