小・中学生対象、東京消防庁が消防少年団の新規団員を募集
東京消防庁は同庁ホームページにて、小学・中学生を対象とした消防少年団の新規入団者を募集している。消防の仕事や火災予防に関心のある少年少女により結成された消防少年団には、約3,000人の小中学生が登録しているという。
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
消防少年団(Boys and girls Fire Club)は、「七つのちかい」のもと、防火・防災に関する知識・技術を身につけるとともに、規律ある団体活動や奉仕活動などを通じて、社会の基本的なルールをきちんと守る、思いやりの心を持った大人に育つよう日々の活動に取り組んでいるという。
「七つのちかい」とは、「私は、火の用心に努めます」「私は、礼儀正しくします」「私は、約束を守ります」「私は、自分のことは自分でします」「私は、すなおにします」「私は、たがいに助け合います」「私は、常に感謝の気持ちを忘れません」というもの。年間計画に基づき、消防の仕事や火災予防についての学習や、規律訓練や結索訓練のほか、火災予防広報として地元の商店街におけるパレード、高齢者施設訪問などが主な活動内容となる。そのほか、毎月約1〜2回の初期消火訓練、行事の参加なども実施されている。
消防少年団は、原則、消防署管轄区域に居住または通学する小学校・中学校の児童・生徒と、消防少年団の活動を支援する準指導者、指導者により構成されている。指導者は消防職員をはじめとした消防団員や元消防職員、消防団員、教育関係者などで、団員を指導する能力を有する人がボランティアとして活動しているという。
消防少年団の入団方法や活動内容など、詳細は最寄りの消防署に問い合わせのこと。
《水野こずえ》
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