札幌市、危険な通学路237か所で安全対策が必要
札幌市は、2012年8月までに行った市内通学路の緊急合同点検により、危険度・緊急度が高く対策が必要な箇所が237か所にのぼることが明らかになった。11月中に関係者会議を行い、具体的な安全対策方針をまとめ、随時対策を行っているという。
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2012年4月に京都府亀岡市で登校中の児童が交通事故に遭うなど、相次ぐ登下校中の交通事故を受け、文部科学省と国土交通省、警察庁の3省庁は5月に通学路の交通安全を早期に確保する取り組みを行うよう地方自治体に要請した。
札幌市では、学校やPTA、教育委員会、警察署、道路管理者などの関係機関が連携し、2012年8月までに市内通学路の緊急合同点検を実施。11月中に関係者会議を行い、具体的な安全対策方針をまとめた。対策が必要な箇所について区ごとにまとめた資料を2012年末に市のホームページに掲載した。
小学校の通学路で「交通量が多い」「車の速度が速い」「歩道と車道の区別がない」「冬期に除雪の山で見通しが悪い」など危険の内容のほか、危険箇所の地図や対策内容についてまとめられている。
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