16日早朝に小惑星が接近、至近距離で観察する貴重な機会に
小惑星「2012 DA14」が16日早朝(日本時間)、地球に接近する。NASAによると気象衛星や通信衛星の軌道の内側まで接近するという。地球に衝突する可能性はないが、小惑星を至近距離で観察する貴重な機会になる。
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
「2012 DA14」の直径はおよそ45m。このサイズの天体が地球に近づいた例では最も至近になる。最接近時刻は16日午前4時半ごろ(日本時間)で、そのときの地表からの距離は約2万7000km。国際宇宙ステーション(400km)と比べるとはるか上空だが、静止軌道(3万5800km)の内側に入って来る。
国立天文台によると、日本では16日午前3時30分から午前4時前後に南西の空に見え始め、北へ移動する。最大7等級まで明るくなるという。およそ1分間に満月2個分ほどの速度で、ゆっくりと移動する。その後、午前5時前後に薄明がはじまって空が明るくなり、次第に見えなる。
小惑星が接近 2月16日早朝
《高木啓@RBB TODAY》
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