都教委が体罰のない部活動指導を目指し教員研修会を開催
東京都教育委員会は、体罰禁止の徹底を図るため、3月12日と13日に教員研修会を開催する。元マラソン選手の瀬古利彦さんを講師に迎え、体罰のない部活動指導の在り方を現場教諭らに指導する。
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
都教委では、大阪市立桜宮高校の体罰事件を受け、体罰の実態調査を行う過程で都立高校2校の運動部で体罰が確認されており、その事態を重く受け止め、体罰のない部活動指導を推進していくとしている。
教員研修会の対象校は、都立学校、区市町村教育委員会、区市町村立中学校。対象者は、区市町村教委担当主事、管理職、生活指導主幹教諭など。12日に瀬古さんが、「体罰のない部活動指導への期待」「生徒の意欲を高める部活動指導の在り方を求めて」をテーマに講演し、13日にはビデオ上映を行う。
また、3月18日には「第1回部活動指導の在り方検討委員会」を都庁で開催。体罰のない部活動指導を目指し、部活動指導の現状や課題、生徒の意欲を高めるスポーツ指導の在り方などについて話し合う。
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