高校卒業者の進学率1位は「京都」…日本の統計2013
総務省統計局が3月13日に発表した「日本の統計2013」によると、高校卒業者の進学率は、1位「京都」、2位「東京」、3位「広島」の順に高いことがわかった。
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
「日本の統計2013」は、日本の国土や人口、経済、社会、文化など26分野についてまとめられている。このうち、教育については、学校教育概況や進学率、育英奨学状況、学習費などが掲載されている。
2011年の進学率は、中学校卒業者は98.2%、高校卒業者は53.9%(男:51.9%、女:55.9%)となった。高校卒業者の進学率は、10年前と比べて8.8ポイント増加し、21年前と比べて23.3ポイント増加した。
高校卒業者の進学率を都道府県別にみると、もっとも高いのが「京都」66.1%、次いで「東京」65.5%、「広島」61.1%、「神奈川」60.8%が続いた。一方、もっとも低いのが「沖縄」36.7%、次いで「北海道」40.4%、「岩手」41.2%、「青森」41.9%が続く結果となった。
2007年度の育英奨学状況は、奨学生数37万6,179人に対し、奨学金総額が1,172億9,300万円。このうち、「高校」がもっとも多く535億2,900万円、次いで「大学」427億7,100万円となった。
2010年度の子ども1人あたりの学習費は、公立幼稚園が231,920円、私立幼稚園が537,518円、公立小学校が304,093円、公立中学校が459,511円、私立中学校が1,278,690円、公立高校が393,464円、私立高校が922,716円となった。ここには、授業料や修学旅行、PTA会費、教科書・学習品・制服などの通学用品費、給食費などが含まれる。
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