村上春樹3年ぶりの新作発売、深夜からTwitterでも話題

 村上春樹氏の新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が12日、全国で一斉に発売になった。東京・神保町の三省堂書店神保町本店では、看板を「村上春樹堂」にしている。

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三省堂書店神保町本店公式Twitterでは「村上春樹堂」の看板の写真を公開
三省堂書店神保町本店公式Twitterでは「村上春樹堂」の看板の写真を公開 全 3 枚 拡大写真
 村上春樹氏の新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(文藝春秋社刊)が12日、全国で一斉に発売になった。東京・神保町の三省堂書店神保町本店では、看板を「村上春樹堂」にしている。

 同作は「1Q84」以来、村上春樹氏3年ぶりとなる書き下ろし長編小説。読者の関心も高く、3月15日の予約開始直後から書店やネット書店などから予約が相次ぎ、3月22日に2刷10万部、4月1日に3刷5万部、8日に4刷5万部を決め、発売前の段階で累計50万部となっているという。

 12日も東京・代官山の蔦屋書店が0時からカウントダウンイベントを行うなど、都市部を中心に各書店がイベントや特設コーナー、開店時間の繰り上げなどを行って発売日に備えた。とくに神保町の三省堂書店神保町本店では、店舗正面に「村上春樹堂」という看板を設置。Twitterなどでもその様子がツイートされている。同店の公式Twitterではその看板の様子と店内の特設コーナーに設けられた同店名物の“タワー”の様子も公開。「今回も積ませていただきました。台は村上春樹一色!」と気合いの入れ具合を伝えている。Twitterの「トレンド」にも11日深夜から「村上春樹」の名が入っており、関心の高さがうかがえる。

村上春樹氏の新作発売……三省堂書店神保町本店では「村上春樹堂」の看板も設置!

《関口賢@RBB TODAY》

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