【中学受験2014】公立中高一貫校の対策、単願・私立併願の違いは?
公立中高一貫校を受験する場合の対策はどうすればよいのか。栄光で中学受験説明会などを担当する教務部 入試推進課の堀部雅夫課長と、御三家対策コースの雙葉クラス指導責任者で20年以上にわたり中学受験に携わる奥田章人氏に聞いた。
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
ここでは公立中高一貫校を目指す場合の対策について紹介する。
--私立・国立と公立中高一貫校で対策に違いはありますか。
堀部氏:問題の傾向が違うので、栄光では5年生からコース分けしています。私立・国立はこれまでの傾向や分析テキストにもとづいて勉強しますが、学校にもよりますが、一般に身につける知識も多く、算数は高度な内容になります。公立は適性検査といって、作文や、資料を読み取り気付きを書いて行くような問題が出題されます。
--併願する場合はどういう対策が必要ですか。
堀部氏:どちらへの志望がより強いかの相談になります。公立中高一貫校を受験して、残念な結果だった場合は地域の公立中学校に進学するお考えであれば、5年生から公立中高一貫校コース、私立・国立受験もするのであれば中学受験コース(私国立中入試対策)をお勧めします。私立対策に作文添削講座を組み合わせる場合もありますし、記述を重んじる私立の対策がそのまま公立受験に役立つ場合もあります。
--公立中高一貫校は年々高倍率になっていますが、出題も難化しているのでしょうか。
奥田氏:高倍率が続き、より合格するのが難しくなってきていますが、問題の傾向に大きな変化はありません。
--ありがとうございました。
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