国内初の共同大学院2014年4月開設、国公私立5大学の協力で災害看護学専攻
高知県立大など5大学は7月22日、大規模な災害発生時にリーダーシップを発揮できる高度な人材育成を目指し、災害看護の大学院を2014年4月に開設すると発表した。国公私立大学が共同で大学院を設置するのは国内で初めて。
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参画するのは、高知県立大のほか、兵庫県立大学、東京医科歯科大学、千葉大学、日本赤十字看護大学。2012年度に文部科学省の「博士課程教育リーディングプログラム」に採択された「災害看護グローバルリーダー(DNGL)養成プログラム」に基づき計画した。
5大学が看護の専門性を生かして協力し、共同災害看護学専攻として5年間にわたり実践的な演習や研究を行う。教授・指導陣には、日本にはまだいない看護職の国際公務員やWHO職員など、国内外から多種多様な人材を招聘(しょうへい)。企業や行政との共同研究やインターンシップ、リサーチアシスタント制度の導入、実地訓練などを取り入れる。一つの大学院にとどまらず、国際的、学際的な視点から災害看護学を研究開発し、産官学と連携し、制度やシステムを変革できる人材の育成を目指していく。
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