公立中学校の職場体験実施率は98%で過去最高
公立中学校の職場体験実施率は98%、公立高校のインターンシップ実施率は79.8%とどちらも過去最高となったことが、国立教育政策研究所が9月24日に発表した「平成24年度職場体験・インターンシップ実施状況等調査結果」より明らかになった。
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
同調査は、全国の国・公・私立の中学校と、高校(全日制・定時制・通信制)を対象に、平成24年度の中学校職場体験・高校インターンシップの全国的な実施状況を平成25年3月現在で取りまとめたもの。
公立中学校の職場体験実施状況は9,781校中9,582校で、実施率は前年度比1.1ポイント増の98.0%と過去最高となった。一方、国立では59.2%、私立では23.2%であった。
職場体験の実施期間は、9,582校中「5日」が1,421校(14.8%)、「6日以上」が39校(0.4%)であった。「5日」の実施校は5年連続減少傾向にある。
公立高校(全日制・定時制)のインターンシップ実施状況は4,186校中3,339校、実施率は前年度比2.6ポイント増の79.8%と過去最高となった。一方、国立では15.8%、私立では40.5%であった。
公立高校(全日制)の実施率は83.0%(前年度比3.3ポイント増)、学科別にみると、普通科では80.2%(4.6ポイント増)、職業に関する学科では93.9%であった。
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