子どもができるロボットのプログラミング、「教育版レゴ マインドストーム」
アフレルが9月より販売している「教育版レゴ マインドストームEV3」は、子ども向けレゴにはないギアやモーターなどのパーツが豊富で想像力を掻き立てる。製品の特徴や、学習要素、学校または個人での楽しみ方などを含めEV3をレビューした。
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複雑な機構の組み立て方やブロックの拡張や改造を通じて、機構部分の構造や設計スキル向上にも役立つはずだ。モーター、歯車、ロッドやリンクによっていろいろな動きを実現できるが、ブロックによってそれを実験しながら確認できる。こういう動きをさせたいが、どんな部品や機構が利用できるか、となったとき、レゴの経験は役立つだろう。
つまり、「教育版レゴ マインドストームEV3」には、エンジニアリングに必要な要素がすべて詰まっているといえる。STEM教育というと3Dスキャナーと3Dプリンタが注目されているが、すでにでき上がったものや誰かが作ったものの立体コピーを作るだけになってしまう危険性がある。3Dのモデリングソフトで「モノ」を設計する場合、レゴから複雑なものを組み立てる経験や訓練は、モデリングソフトを効果的に使うために役立つだろうし、新しいものを作るためには欠かせない基本スキルとなるだろう。
教育版レゴ マインドストームEV3
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