平成25年度の国立大学志願者数は減少、公立・私立大は増加
文部科学省は10月18日、平成25年度「国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」を発表した。国立大学は入学志願者数が40万4,061人で前年度より9,054人減少、一方で公立、私立大の入学志願者数は増加した。
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
同省は国公私立大学・短期大学入学者選抜の実施状況について、毎年調査を実施して公表している。
平成25年度の国立大学入学志願者数は40万4,061人(前年度41万3,115人)で前年度より志願者数は減少した、志願倍率は4.2倍(同4.3倍)だった。公立大学の入学志願者は154,767人で前年度より1,083人増加し、志願倍率は前年度と同じく5.5倍だった。
私立大学の入学志願者は342万5,863人で前年度より20万2,359人増加し、志願倍率は前年度より0.5ポイント増加して7.6倍だった。国公立・私立大学の合計入学志願者は398万4,691人(前年度379万303人)、志願倍率は6.9倍(同6.6倍)。
AO入試については、国立大学は全体の57.3%にあたる47校が実施し、入学者は2,640人で前年度より215人減少している。公立大学は全体の28.4%にあたる23校が実施し、567人(前年度561人)が入学。私立大学は全体の80.8%の466校が実施し、4万9,095人が入学し、前年度より1,885人増加している。
公立短期大学の入学志願者は8,009人(前年度7,757人)、志願倍率は2.5倍(同2.3倍)、私立短大の入学志願者は9万7,776人(前年度96,625人)で志願倍率は1.5倍(同1.4倍)。公立、私立ともに短期大学への入学志願者が増加している。また、AO入試は私立短大の78.7%の255校で実施し、入学者数は1万2,062人(前年度1万1,673人)と増加している。
そのほか、ホームページでは推薦入試、帰国子女入試、社会人入試についても公開している。
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