恐竜の骨格標本をバーチャルリアリティ化した企画展、国立科学博物館で11/4まで

 凸版印刷と国立科学博物館は、恐竜の骨格標本をVR(バーチャルリアリティ)化する「V×Rダイナソー」を開発。その一部を「V×Rダイナソー ミニ企画展」として、11月4日まで、一般公開している。

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V×Rダイナソー ミニ企画展(ポスター)
V×Rダイナソー ミニ企画展(ポスター) 全 3 枚 拡大写真
 凸版印刷と国立科学博物館は、恐竜の骨格標本をVR(バーチャルリアリティ)化する「V×Rダイナソー」を開発。その一部を「V×Rダイナソー ミニ企画展」として、11月4日まで、一般公開している。

 凸版印刷と国立科学博物館は、同館の収蔵品をモチーフに、自然科学をテーマとしたデジタルコンテンツを共同で開発。国内外の博物館や集客施設などでのデジタル展示や3D複製、電子書籍・教材などへ活用・展開できる科学教育コンテンツとして2013年11月初旬より販売を開始するという。

 今回は、共同事業の第一弾として、国立科学博物館が収蔵するティラノサウルスとトリケラトプスの骨格標本を精確に三次元デジタル計測し、最新の研究成果をもとにVRコンテンツ化した「V×Rダイナソー」を開発。本格的な事業化に先立ち、コンテンツの一部を11月4日まで国立科学博物館にて特別一般公開するという。

 今回の特別一般公開では、大型モニターを用いた恐竜VR解説や、タブレット端末を用いた体験型教育コンテンツ「発掘!V×Rダイナソー」「出現!V×Rダイナソー」「成長!V×Rダイナソー」の体験操作、3Dプリンタで出力した恐竜骨格レプリカ展示などを行う。

◆V×Rダイナソー ミニ企画展
会期:10月22日(火)~11月4日(月)9:00~17:00
※10月28日(月)は休館日、金曜日と11月2日(土)・3日(日)は20:00まで、11月4日(月・祝)は18:00まで
場所:国立科学博物館 日本館1階中央ホール
入場料:無料
※常設展示入館料(一般600円、高校生以下無料)が必要

《水野こずえ》

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