神奈川県内の小4全員に防災カード配布
神奈川県は11月27日、地震などの災害から自らの身を守るために、県内の小学4年生全員を対象に「かながわキッズぼうさいカード」を配布することを発表した。災害から命を守る力を養い、家族で防災について話し合うきっかけづくりに役立ててほしい考え。
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今年4月に「神奈川県地震災害対策推進条例」の施行にともない「かながわけんみん防災カード」を作成・配布を実施。今回、この防災カードの児童版として作成し、県内の約8万人の小学4年生に配布する。
配布によって、「自助」「共助」の考え方を幼少期から根付かせ、災害から命を守る力を養うことが目的。クラスメートや家族などと話し合い、自助・共助の輪が広がることを目指す。
カードは、地震が発生した際の避難方法や災害時の伝言ダイヤルをかけ方などが明記されている。ダイヤルを体験できる日時が書かれており、いざという時のために練習できる。
そのほか、緊急連絡先や家族との待ち合わせ場所を書く欄や、帰り道の確認、防災用品、家の家具の配置など、災害が発生したときの「自助度チェック」があり、家族で話し合うきっかけになりそうだ。
配布は12月中旬以降から順次、学校経由で行う。
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